子犬の散歩時間はどれぐらい?何分が目安?
外の社会へ連れ出す訓練も済んで、いざはじめてのお散歩へ!
でも、初めて外を歩くという行為。所要時間はどれぐらいを目安に考えれば良いのでしょうか?
子犬のはじめての散歩の理想時間は?
私たち人間が、はじめて何かスポーツや、運動をするのと同様に、犬もいきなりの公道でのお散歩で、長時間歩くという行為は、想像以上に負担がかかります。
首輪にリード、自由への制限、見慣れぬ風景、社会への警戒心によって、子犬は様々なストレスを感じており、それらをいきなり長時間体験させられるということは、その後の心身の育成にも影響を与えるためです。
また、肉体的にも、長時間歩くために必要な筋力や膝関節の発育が未発達であるため、いきなり長時間の散歩を体験させてしまうと、その後、数日間、尾を引いて、動けない・・・・というようなことにもなりかねません。
子犬のはじめてのお散歩にかける理想の時間の目安は、5分〜10分程度。
これは、自宅の周りを軽く1周する程度の時間です。
慣れてきたら徐々に徐々に増やす気持ちで、少しづつ距離を伸ばすようにトレーニングしていきましょう。
朝晩2回が理想?
子犬の散歩はできれば、朝晩5分〜10分程度のお散歩が2回できれば理想的とされています。室内で動き回る環境に居るワンちゃんであれば1回でも良い場合があります。
また、子犬が散歩の回数を重ねて、外の散歩に慣れてくれば、休息をきちんと取りながら複数回お散歩に出かけても問題はありません。
最初の頃は、できるだけ坂道や砂利道は避ける
子犬のうちはできるだけ坂道や砂利道など舗装状況の悪い道路は、避けて散歩を行いましょう。”歩く”という動作にまだ未成熟な幼犬にとって坂道は、かなりハードなトレーニングです。(もちろん傾斜にもよりますが)。ゆるやかな坂道であれば徐々に散歩ルート化しても良いかもしれませんが、明らかな坂道を散歩する場合は、少し散歩に慣れてきた1才以降〜、砂利道なども肉球を傷つけないか、状態を見極めながら慎重にお散歩する必要があります。
子犬が疲れている仕草をみかけたら散歩を控える
犬は基本的に散歩が好きな動物です。特に室内で飼育している子犬等であれば、親代わりのオーナーさんがリードを準備するだけで、散歩のシグナルを察知し、しっぽをふって待望の散歩を喜ぶそぶりをみせます。
しかしそんな散歩好きな犬でも、疲れてしまうと散歩を気嫌いするようになります。
・うなだれて動こうとしない・歩かない
・リードや首輪を嫌がる
・食欲がない
散歩が何かトラウマになっているか、深刻な病気でないかぎり、このような状態のときには散歩を嫌がるほど疲れている可能性が高いです。
オーナーさんの気分で散歩時間を日替わり変更することなく、子犬のうちは、ワンちゃん主体で散歩時間を調整してあげるように配慮してあげましょう。
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