散歩時、子犬にウンチをなるべくさせない方法は?
犬は犬種にもよりますが、基本的に外で排泄(うんち)をしたがります。
中には、室内では、ガマンをして外に出たタイミングでうんちをするワンちゃんも居るぐらいです。
これは、生まれもっての犬種ごとの習性であり、本能が影響している部分です。
かと言って、私たち人間社会で共に生きていくわけですから、外で好き勝手に排泄することを習慣化されては、飼い主さんの苦労が耐えないばかりか、社会に迷惑をかけてしまうことに・・・。
犬の外のでの排泄(うんち)は、どのようにして改善すれば良いのでしょうか?
子犬に外でうんちさせないトレーニング方法!
態度で行為に対して嫌悪感を示し、ウンチをすると主人が不快になって散歩が中断するという意識を植え付けるため。
メリハリをつけることで、どこでもウンチしてもいいという意識を正すため。
外でウンチをする行為に不快感を与え、逆に室内のトイレではしやすい環境をつくる。
このようなしつけの例がありますが、それならいっそ、「散歩の事前に、自宅でトイレを済ませれば良いのでは?」という発想になります。しかし、すでに犬の飼育上級者の方ならご存知かと思いますが、犬はどんなに排泄を促しても、ウンチのような生理現象を強制されることを嫌がる傾向があるため、時間のムダに終わってしまうケースが大半です。
どちらにしても1度外でウンチすることを経験したのならば、焦らずじっくりしつけて、どの方法が愛犬が理解してくれやすいかを試しながら、訓練していくと良いでしょう。
ウンチの質がゆるいのはどうして?
ある日、突然、子犬のウンチがゆるいときがあった場合には、その前後に与えたエサの分量が適正であったかを思い返してみてください。
また、直近で胃腸を壊すような状況があったかなど生活環境をふりかえり原因を探りましょう。
また、愛犬が大型犬の子犬である場合には、胃の捻転の可能性も疑う必要があります。
胃の捻転は、食後に急に運動をさせたり、飛び跳ねたりといった動作をさせると胃の内部が捻れて、ガスが異常発酵して膨らむ症状で、よだれや嘔吐、げっぷなどの症状が診られるようになります
。
食後の急激な運動は避けるようにしましょう。
外でうんちをする行為を完全には無くさないほうがいい?
「室内にあるトイレ」だけでしか、ウンチをしないという極端なしつけをして成犬に育ててしまうと、それはそれであまり良いことではありません。
急な用事で飼い主さんが誰かに愛犬を預けるときや、外泊する際などに柔軟な対応ができない犬になってしまうためです。
また、本能に忠実に生きる動物を、過剰なしつけで強制するのも精神衛生上、ストレスを過度に与えてしまうので、良くはありません。
「非常識に好き勝手にウンチさせない」ことを意識して、多少の粗相は、飼い主さんがフォローをして共存していくことが理想です。
外でのウンチは、過度にさせないことを目的としてしつけを行うように心がけましょう。
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