子犬が外の音に慣れるには?
犬を飼う上でのお悩みで一番多いものは、「無駄吠え」です。
屋外から聞こえてくる他の犬の声に反応し吠えてしまう場合、子供の甲高い声に反応する場合、中にはトラックやバイクの音に反応する場合もあります。
大声で何度も吠えていると、飼い主といえでも不快感を覚え、近隣への迷惑になるのではと不安になってしまうことも?
理由は「恐怖心」
犬がむやみに吠えてしまう理由は「恐怖心」です。
決して、自分の強さを誇示する為に吠えている訳ではありません。
室内で「無駄吠え」をする犬を散歩に連れ出すと、大抵の場合、突然に物音にビクっと反応したり、パッと振り返ったり、他の犬の鳴き声に過敏に反応してしまいます。
つまりは、屋外の物音の正体がわからずに恐怖心を感じているというのが無駄吠えの原因のひとつです。室内にいる場合、自分にとっての安全地帯であり、敵が侵入する心配もないと考えているので強気に吠えるという行動に出るのです。
解消するためには
屋外へ出て、音を直接耳で聞き、音と危険性に関連がない事を理解させます。バイクの音がしたからといって何等嫌な事、危険な事が起きないという事。子供が甲高い声を出しているからといって、何等問題がないという事を体験させることが大切です。
この方法は、1回、2回経験させたからといって速効性があるものではありません。本来の性格自体を改善するのですから、何度も繰り返し、焦らずに体験させる事が必要です。
毎日同じ時間に、自宅の周りを歩いてはいませんか?または、散歩の最中にバイクや子供と遭遇したことは?
犬にとっては、バイクや人間の子供も初見に等しく、得体の知れない敵に感じている可能性があります。甲高い声の原因はそうした警戒心が理由かもしれません。
もし、自宅が通学路など人通りの多い通りに面していて、子供の声に犬が反応し吠えるようであれば、その時間帯にあえて犬を外へ連れ出してみるのも音の原因を目で見るという経験につながり、一つの有効な訓練になります。
この方法によって、犬は音の原因とその後起こる結果を理解し、徐々に無駄吠えが解消される可能性があります。
バイクやトラックの音も同様で、朝夕の静かな時間帯ではなく、交通量の多い時間にあえて散歩に連れだしてみましょう。
大切なことは、オーナーさんの優しい言葉遣いと恐怖心を与えない接し方です。
またひどく怯えてしまっている状態で無理やりというのはよくありません。あくまで安心感を与えながら少しづつ少しづつが理想です。
この他にも、玄関チャイムや他の犬の声など「音」に恐怖を感じ、過敏に反応してしまう場合には、その原因をまずは見せてみましょう。最初は恐怖心から吠えてしまうかもしれませんが、恐怖で吠えている犬を叱っては逆効果です。抱き上げ、落ち着かせ、何も嫌な事が起こらない、怖がる必要はないと教えながら、愛情をもってしつけましょう。
子犬の社会化・交流できる場を探そう!
都道府県別に探せるから近くの遊べるところが見つかる!全国の犬と遊べる公園・ドッグラン情報が索引できるサイト"犬プレ!"ドッグカフェがあるドッグランやペットと泊まれる宿などの情報も満載!子犬の成長期に♪お友達つくりに♪







